おとなの自由研究
前略
先月発売された、オレンジページの8月17日号(=前号)が、「一冊まるごと カレースペシャル!」という特集だったのですが、それのプロモで、オレペの公式Twitterアカウントさんがカレーを作りたくなるような投稿ばかりされていまして……
影響を受けやすい人間なので、電子書籍で本誌を読み、そして買い物でフラッと色々買ってしまいました。
GABANの「手作りのカレー粉セット」。それと、カレー作りが楽しくなりそうなアイテム、もろもろ。(マンゴーチャツネ、ココナッツミルク、バターピーナッツ)
セットは前々からカルディで見かけて存在知ってましたが、なんかこう……「いかにもビギナー」感がちょっぴり恥ずかしくて、躊躇いもありつつ。
せっかくだし、単味のスパイスを勉強する良い機会だと思い、購入してみました。これで、手作りカレーを作るのが、今年の夏の自由研究みたいな気分。
GABANのセットの中身を全部並べてみます。全部で20種類ものスパイスが小袋で入っています。重量は種類によって違いますが、公式の推奨する使い方が「全てミックスして使う」(後述)なので、スパイスのバランスがとれた量になっているようです。単品で買ったとて絶対少ししか使わんやろみたいなスパイスとか、使ったことなくて好みか分からないスパイスを、少量から試せるのはとても嬉しいです。
左に並べた16種類が、香り付けの役割を持つスパイス。右上の3種類は、辛みのスパイス。右下のターメリックは色付けですね。
全種類(既によく知っている物以外)を開けて、香りを嗅ぎ、少しだけ味見してみました。ここに全部載せると多すぎるので、割愛しますが、少しだけ感想。
コリアンダーが柑橘系と言われてることにめちゃくちゃ納得。好みですねー。カルダモンもちゃんと単体で嗅ぐのって初めてかもしれないのですが、優雅なさわやかさで良いです。
ディルも好き。ピクルスによく使われていると知り、妙な懐かしさ。みかんの皮(=陳皮)って、漢方!珍味!みたいなイメージありましが、案外ふつうに柑橘でした。
ここから、さてカレーをどう作ればいいんでしょう。事前に調べたので、中に入っている説明書を見る前から知ってましたが……このセットの推奨する「かんたん3ステップ」は、
①スパイスを全部あわせる ②油で炒める ③冷まして馴染ませる(カレー粉完成)
なんですよね。
えっ。そうじゃない。だって、「家庭の味を造りましょう」言うてるやん。スパイスを自分で思い思いに配合するための指南、してくれると思うやん。
気を取り直して、ネットで、スパイスからカレーを作る方法を調べます。具材にカレー粉をまぶしてから調理する方法もありますが、わたしは1人分で使いやすいよう、カレーのベースとなるペーストを作る方法をとることにしました。これならペーストを作り置きしておけます。
まずは、スパイスの配合を考えるところから。S&Bなどのスパイスを扱う会社、「東京カリ〜番長」さんなど、WEBで情報提供してくれてる方の考えを参考にして、フミブレンドを作成しました。
ででん。配合を大公開。と言っても、初回ですし、ベーシックで、かつ辛さ控えめな配合です。ただ、本当に基本スパイスしか使わないのではセットの意味がないかなと思い、気に入った材料は使ってみました。
<配合>(すべてパウダー)
・ターメリック 小さじ1(12.5%)
・カイエンペッパー 小さじ1/2(6.25%)
・パプリカ 小さじ1/4(3.125%)
・クミン 小さじ2 1/2(31.25%)
・コリアンダー 小さじ2 1/2(31.25%)
・カルダモン 小さじ1(12.5%)
・タイム 小さじ1/4(3.125%)
エスビーいわく、配合の基本は
香り50〜80:色10〜40:辛み5〜10
とのことで。これに即した配合にしてみました。
えっと。パプリカはGABANのセットには入っておりません。これは、カイエンペッパーの辛みが苦手な場合、一部を置き換えれば色づきは同じで辛さを抑えられるとのことだったので、以前購入していたものを使わせてもらいました。なので一応分類としては、辛み、です。
カレーの基本スパイスであるクミンとコリアンダーは、好みで比率を変えてもいいのかなと思いましたが、とりあえず同量にしてみました。
カルダモンとタイムは好みなので入れました。カルダモンはカレーでは比較的ベーシックなスパイスなので、やや多め設定で。カルダモンって高いらしいよ大丈夫かな(小声)
タイムは、風邪薬みがある(言い方)香りではありましたが、すっとしてすがすがしく、上品な香り立ちがとても気に入ったので、面白そうでしたし是非使いたかったのです。
ところで普段、お菓子作りなどする際は絶対に重量比で計るのですが、今回は体積比じゃないとどうにも計りづらそうだったので、小さじ数本を駆使して計量しました。整数の比率ではなくパーセンテージで出してしまうのは、普段のクセ……
全部まぜまぜしてみます。市販のカレー粉と同じ色ですね。茶色、黄色、赤が混ざり合った結果のこの色だったのか。
ではベースを作っていきます。玉ねぎとトマトそれぞれ1個に対してパウダースパイス20mL、など、こちらも諸説ありましたが、今回は小さじ8杯分でスパイスの配合を考えたので、玉ねぎとトマトはそれぞれ1.5個分で作ることにしました。初回なのでややスパイスの控えめな配合といったところでしょうか。
左の白い塊は、玉ねぎをフープロでみじん切りにしたあと、フリーザーバッグで平たく凍らせたものです。何も考えず2個分まとめて凍らせてしまっていたので、砕きました……。
(フミは、玉ねぎのアリシンで号泣するのが特技なので、極力凍らせて使っています)
油 大さじ1.5を熱したフライパンに、冷凍玉ねぎを軽く割って投入。飴色になるまで強火で炒めていきます。
鉄フライパンで飴色玉ねぎ作るの何気に初だったので、ちょっと心配な気持ち。
ほぐれてきました。開始6分で2枚目の写真の状態に。いつもならもっと早い気もするのですが、フープロみじん切りなのでかなり水分が出ている&鉄パンで差し水をすることに躊躇っていました。シャバシャバだったので、本当は鉄パンでIHの火力MAXにはしないようにしてるのですが、水分を飛ばすためと諦めている。
トマトを切っておきます。ポモドーロとか作るときもそうなのですが、トマトを加熱するとき、細かく切るよりもホールから潰していったほうが、時間がかかる分なのか酸味が抑え目になって好き。まあ、今回は時間をかけすぎると玉ねぎがコゲてしまうので、角切りがやや荒めなくらいです。
ちなみに、トマトのヘタ周りの硬い部分絶許マンなので、しっかり取り除いています。
玉ねぎは、やはり多少コゲつかせてから、フライパンの底から剥いで、差し水が沸騰するのと同時にコゲを全体に絡める……が、1番いい作り方な気がして、その方法にシフトしました。平たくして、コゲつかせつつ様子見て混ぜていきます。
25分くらいかかってしまいましたが、コゲすぎることなくこの状態になりました。
ショウガ、ニンニクを投入。すまん。生がどちらもなかった。おろしの冷凍もなかった。のでチューブです。しかも目分量です。多分小さじ1いくかいかないかくらいです。もっと入れても良かったんだろうか。
全体に混ぜながら炒めて香りが立ってきたら、角切りにしたトマトを加えてさらに炒めていきます。火力、1段階弱めようかと思ったら、IHがサボり出したので、そのまま4(中強火)で継続。
トマト入れてから7分後。意外とまだ水分飛びません。
15分後。フライパンを傾けてもすぐに落ちてこなくなったので、ここで混ぜておいたスパイスを投入します。&塩を小さじ1/2。やや控えめです。あとで味付けの自由が効くように。
スパイスに少し油を馴染ませてから、炒めること3分。香りが立ち、均一に混ざったようなので、これで完成とします。ちょっと味見してみる。そこまでスパイス辛い感じがなく、ふつうに美味しいので、うまくいきそうな予感。ちょっと特徴が希薄かもしれない。
保存容器は匂いが付くだろうと思い、一応匂いの付きにくそうな金属のタッパーにしてみる。これ、自家製アイスを作って冷やす用に購入したんです。去年、同じように夏休みにアイス研究しよ〜と思って。研究というほどは作れませんでしたが、まさかこんな場面でも役立ってくれるとは。
いやー煮詰めに時間をかけすぎました。次回、このペーストを使ってチキンカレーを作りたいと思います。本日は米を炊き忘れたので、ここまで。。
かしこ
今週の標語川柳大会!「排水溝」
前略
本日のお悩みは、Fumiさん(北海道・24歳)より提供いただきました。
「『シンクの排水溝が秒で詰まって溢れてくること』です。わたしはお菓子作りと料理が趣味の、寮生活をしている社会人です。最近寮で洗い物をすると、シンクの排水溝がすぐに詰まって水が溜まってきてしまいます。詰まっていた残飯などが水と共に湧き上がってきて、綺麗にした洗い物も汚されてしまう気がしてとても気になります。わたしが寮で1番キッチンを使うので、三角コーナーや排水溝の掃除をするようにしていますし、詰まりそうなものは必ず三角コーナーに流しているのですが、残念ながら気にしていない子もいるようです。洗い始めてから詰まっているのに気づくこと、週2回の生ゴミ収集を待たずにその状態になってしまうことに、正直疲れてしまいました。皆様の標語で、寮に住む同期たちが少しでも、食べ残しなどをそのまま流しに捨てないようになることを切に願っています。宜しくお願い致します。」
それでは早速ですが、番組の委員会によって選出された標語川柳の、特別賞受賞作を発表してゆきたいと思います。
〜ダジャレ賞〜
「『つまらない 工夫』ひとつで 詰まらない」
まあこれはそのまんまですね。残飯が残っているお皿や、茶殻のついたポット、水道をひねる時に三角コーナーに少し向けてやる、それだけでいいんですよ。「つまらない」なんて言わないでほしいですよね。ダジャレだって考えてるほうは真剣なんですわ。
〜綾鷹賞〜
「考えて それは恵みか 生ゴミか」
そもそも残飯を出すな理論ですね。完食主義なわけではないですよ。ただ、べつに本人が食べられるのに、食べ方が雑なせいでお皿に残ってしまい捨てられる米粒とか、どうなのかなぁと思ってしまうだけです。食べ物を「恵み」という言い方はなんか、クサイ気がしてあまり好きではないのですが、食べられるそれを食べないせいでゴミとなってしまうこととの対比を出したかったのと、韻を踏んでいるのでこのフレーズを選びました。選出されました恵さん(京都府・28歳)には、番組よりギフトカード3万円を贈呈させていただきます。ありがとうございました。
〜オカン賞〜
「流れども ボクは海へは 還れない」
新書サイズで出る小説か、1ヶ月も待たずに上映終了する話題俳優ばかり起用した映画か何かのタイトルのような感覚で。
ボクとはつまり生ゴミたちのことですね。小学生の標語コンクールのポスターで描かれるとしたら、冷凍カット野菜をイメージしていただけると。野菜は畑から来るものですから。(しかもカット野菜ならオレンジや緑の四角でいいから、お子さんでもへっちゃら!)海に辿り着いたところで完全なるアウェー。「畑違い」です。異国の地で肩身も狭く生きていくことになるでしょう。ここでの「ボク」が「乾燥わかめ」だとしても、彼らが生まれの地である海に流れついたとして、それをありのまま喜べると思いますか?都会で夢を叶えると意気揚々と水揚げされたわかめたち、乾燥され、パックに詰めて売られ、スーパーの棚から山田さん(仮名)に買われてゆき、いざうどんの具として丼に上がったはいいが、運悪く口に運ばれずに流しの排水溝へ吸い込まれてゆく。そんな形で故郷に帰ることがどれだけわかめを惨めな気持ちにさせるか、あなたには想像できるんですか?
お母さんはね、そんなわかめでも、いつでも温かい味噌汁作って待っていてあげたいと思うんですよ。
元気にやっているなら、アンタそれでお母さんは幸せなんだから。たまには連絡しなさいよ。
そして映えある大賞は・・・
残念ながら、今回は受賞作なしとなりました。
審査員の方々とも再三相談を重ねましたが、
「決定的に排水溝に残飯をそのまま流すのをやめさせられるような文句が思い浮かばない」
「水回りの目につくところに貼れる長さではない」
「突然川柳をものされてもおー〇お茶のパッケージくらいの流し見されておしまい」
「そもそも、何で仕事で洗い物するときは誰もがやっていることが寮で出来ないのかわからない」
という辛辣なコメントに終始しておりました。
視聴者の皆様、「我こそは大賞に輝く作品を生み出せる!」という方は、番組またはこちらのコメント欄まで、どうぞ作品をご提供ください。採用された方には、番組より金一封を贈呈させていただきます。皆様のご協力をスタッフ一同心よりお待ちしております。
see you next week...
ではなく
かしこ
深夜の酔ったテンションでごめんなさい。でもこれ日中に仕事しながら考えたことをほぼそのまま書き下ろしています。素面でもあまり変わりません。悲しい。
台湾スイーツの気分
前略
最近なんだか台湾・中国系のスイーツが作りたくて仕方なくなっています。夏が近づいてきたからかしら。たくさんリストアップしてあって、それを見ると涼しげなものやトロピカル風味が多いので。
リストから先ずは2つ作りました。
①湯圓(タンユエン)風白玉
これはルピシアで人気の「白桃烏龍 極品」を使ったレシピとしてオフィシャルで掲載されているのを見て。
(こちらです https://www.lupicia.co.jp/tea/archives/2969 )
けっこう前に作りましたね。ノリタケで湯呑買ったのも、これ作ってから、和テイストの食器欲しくなったからというのはある。
これは一応中華なのか?な?台湾スイーツ系はうす甘いものだという認識だったので、ガムシロップは無いし、グラニュー糖と水を煮詰めたものを甘さを見ながら加えて、あくまでも清々しいお茶の風味が主役になるように仕上げました。ほっこり感とさわやかさのバランスが絶妙です。
個人的な反省ですが白玉を久々に作ったら柔らかすぎました。白玉マスターへの道は遠い。
②椰香雪花糕(イェシャンシェファカオ)
発音合ってるんですかね??調べたけどはっきりわからなくて。とりあえずモノとしては、ココナッツミルクプリンみたいな感じです。ただプリンのようにスプーンで食べるほど水分量が多いわけでもなく、質感はプルップルで、でもちゃんと濃厚な口溶けで、面白い。
Twitterで、ラ・フルティエールさんのRTプレゼント企画のピューレが当たって、そのココナッツピューレを使いたいなぁとネットでココナッツのレシピを探していたら発見して存在を知りました。YouTubeにも、現地の方が作り方動画とか上げてるし、「お手軽スイーツ」としての立場を確立しているらしい。日本のサイトはほとんど見つからなかったので、国内での知名度はそこまでなんですかね。すごく簡単で美味しかったので、是非作ってみてほしい。ということで、わたしが作った配合でレシピを紹介します。👏
<材料>(15cm角セルクル分)
・ココナッツピューレ(ラ・フルティエール)(※加糖タイプのため、ココナッツミルクで代用するなら、お好みでグラニュー糖を増やしてください) 170g
・牛乳 170g
・コーンスターチ 50g
・生クリーム(動物性 脂肪分47%) 50g
・グラニュー糖 35g
・ココナッツファイン 適量
(・クコの実 お好みで)
<手順>
準備.セルクルをバット等の上でクッキングシートを敷いて用意しておく。
1.ココナッツピューレ、牛乳とコーンスターチを鍋に入れ、ダマが無いように混ぜ合わせる。
ココナッツピューレの半量から混ぜるようにして、あとから液体を足せばダマになりにくいようです。多少泡立ってもいいので泡立て器でやると混ぜやすいです。
2.生クリーム、グラニュー糖を加えて弱〜中火にかけ、絶えず攪拌しながら加熱する。
コーンスターチが加熱されることで粘りが生まれます。底が焦げ付かないよう、火力と混ぜムラに注意。わたしはIHの弱火でかけ始めて、なかなか粘度が上がらないので途中で火力上げました。10分くらいはかかったと思います。このへんはコンロのクセと相談してください。
途中で一気にトロミがついてきます。目安としては、混ぜてるヘラ等の跡が残るくらい、ですかね。量が多いからか何となく、トロミのつき具合が均一じゃなかったので、アングレーズとかの感覚で、ある程度まできたら火から下ろして、余熱が入らない状態で静かにグルグルして均一にして仕上げました。
3.用意しておいたセルクルに流し込み、表面を平らにならす。粗熱が取れたらラップをかけて冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。
4.型から外し、一口大に切り分ける。ココナッツファインを満遍なくまぶし、お好みでクコの実を飾る。
実はセルクルの底にしかオーブンシートを敷かなかったのですが、神経質にならなくても、包丁で軽く切れ目入れたくらいでスルッと外れました。カットは2.5cm角(6かける6)くらいが食べやすく可愛いと思います。
クコの実。これね。実はクコの実を、参鶏湯作るために買ったものの余らせていたので、その消費にもちょうどいいじゃーんと思っていたのに、全体写真撮ったあとで、乗せ忘れに気付きましたわ……。
まっしろなのも可愛いけど、やはりワンポイントがあるといいですね。もちろん無くてもあまり味には影響ないです。ココナッツファインはココナッツロングでもいいかもしれないけど、まぶしにくいのと、「雪花」という名前の雰囲気に合わないかな?
本当に簡単で美味しいので是非。そして作る際はラ・フルティエールさんのピューレを是非。香りがすごくいいです。
ほんでは今日はこのへんで。
かしこ
園芸こと始め①
拝啓
薫風緑樹をわたる心地良い季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
とか言っちゃうけど北海道は先週まで朝方は平気でヒトケタ気温の寒すぎる日々が続いていました。道民3年目だけれど、こんなにダラダラと寒いのは初めてだ。曇りの日も多かったように思います。
それでも元来なら、この事実をそれほどまで憂うこともないのですが、今年からは大大大問題になりそうです。
そう。園芸を始めたいから。
最低気温が低いままだと、たとえ日中が暖かくなろうと、夜の寒さにあたって植物がダメになってしまうので。
そもそも始めたい理由は、料理や製菓に使いたいからというのが1番なのですが、もろもろ詳しくは長くなるのでTwitter園芸アカ(@fumi_jardin)見てください(丸投げ)。
さて まずは最初に植えたいものですが、
・糖度の高い中玉トマト
です。糖度の高い中玉トマト。はぁ。と思われるかもしれませんが。どちらもパスタソースに使うための食材ですが、わたし、正直トマトって得意じゃないんですよね。加熱したら全然平気だけど、生食の、酸っぱエグい感じがダメ。昔よりは食べられるけど、やっぱりフルーツトマトでギリギリ美味しくいけるかなって感じですわ。それで、フレッシュなトマトソースにも一度フルーツトマトを使ってみたら、非常にツボで。
ただフルーツトマトってお高いんですよね……。なら自分で作ってみたいと思いまして。で、ミニトマトというものにも良いイメージが無いので、中玉が好きだなぁ……というざっくりした感覚で……中玉の高糖度品種。なのです。
これの候補としては、色々迷いましたが、今のところレッドオーレかと(フルティカやシンディースイートも気になりますが、別記事に後述しますが、苗で売ってるのをほぼ見かけません)。
実のかたちがタテナガ(円筒型、プラム型、などと言うのかな?)の、イタリアントマトに近いものあるのですが、わたしは丸っこいやつが好きなんですよね、、、。色はシンプルに赤で。
見た目や食味にこだわりはありますが、原産地や開発メーカーにはこだわらないので、どの品種を買うかは流動的です。
スイートバジルは説明するまでもないですね。1番メジャーで、育てやすく、そしてジェノベーゼに使われることが多いやつ。美味しいジェノベーゼが食べたくば、フレッシュのバジルを用意しなきゃいけないんですよ。真理です。
園芸をやっている方々のあいだでは有名なことかと思いますが、バジルとトマト、この子らは一緒に寄せ植えすると相性がいいんですよ。バジルは水分を好み、トマトは水分が少ないほうが実の味が濃縮されるから。長々と解説できるほど詳しくはないので、これくらいの説明で勘弁してください。コンパニオンプランツで検索してください笑
わたしは寮住みで、勝手に地植えとかできないので、この2つの苗をそれぞれ購入し、1つの鉢に寄せ植えすることからスタートしたいと思います。
で。いつ苗を鉢に植えるかというと。ふつうこの2つならGWくらいが目安かと思いますが、そこは先述の通り、北海道なんで。気温が上がらないと植えられないんですよ。北海道で育てている人の情報など参考にしつつ、少なくとも最低気温が12度以上になったら。とわたしの中で結論付けまして。
そうすると、やはり6月上旬になりそうです。現時点で来週も最低気温が5度とか意味わかんない予報が出てるので、そこは様子を見ながらになるとは思いますが、あまり遅くに苗を買いに行っても良い苗は残ってないそうなんですね。そのあたりの兼ね合いで、先に苗だけ買っておいて、気温が上がってから鉢植えして外に出すか、あるいは買ってからも気温が上がらないままでしばらく中で育てなきゃならなそうなら、せっかくの苗がダメにならないよう、鉢に定植後に室内(玄関)で管理するか。決断して進めていきたいと思います。全部流動的!既に難しいですね。苗の状態を見つつというのが大前提ですし。
そんなわけで、苗(と、本当に初心者なので必要な道具の)購入に向けて、園芸店をいくつか下見しているところなので、次回はそのことを記事にしたためたいと思います。良い苗に出会えたタイミングによっては、購入した後にまとめて書くかも分かりませんが。
兎にも角にも、ちゃんとレポしていけるよう頑張りたいと思います。では。
敬具
ノリタケ包囲網2021spring
前略
ノリタケが今、オンラインショップのリニューアル記念で、¥11,000以上の購入で10%オフになるんです。5/31までなので気になる人は要チェック。
カトラリーというものに目がないわたし、前々から狙っていたものがあったので、これを機に何点か買いました。
・ココフルール 21cmプレート
リムのターコイズブルーと、ピンクやイエローの花々が爽やかで華やかさもある絵柄です。
1年半前、姉の結婚式の引出物でこちらのカップ&ソーサーを貰っていて、かなり気に入っていたのでシリーズで揃えてみました。
統一されているとやっぱり素敵。雰囲気が出る。
春が一番似合うけれど、季節を選ばない絵柄や素材感(ボーンチャイナ)なところも良いですね。21cmはわたしのよく作る焼き菓子や5合サイズのケーキの1/6カットにちょうど良さそう。いつものティータイムに活躍してくれそうです。
・あづまの路(きんらん)
煎茶湯呑(左)、15.5cmプレート(右)
最近突然ルピシアにハマって、人気の「白桃烏龍 極品」など入手したので、日本茶・中国茶系が似合う茶器を、と思い。
プレートは和菓子にぴったりの、少し小ぶりなサイズ。円形のプレートですがセンターは正方形になっているのが特徴かと。「あづまの路」は武蔵野の花々を描いたシリーズで、和のほんわりとしたタッチでありながら、こういうデザインの妙がほっこりさせすぎないですね。
ちなみにシリーズには「きんらん」の他に、「われもこう」「たちつぼすみれ」「しろつめくさ」「あまどころ」があり、1番好みの「きんらん」にしました。基本的に自分ひとりで使う想定で買っているけれど、わたしは寮で同期5人で生活しているので(正確にはわたしは別の寮)、もしかしたら他の子たち用にと、シリーズの別柄も全て買い足すかもしれない……と同期5人のイメージも考慮して、わたしっぽいやつにしました。笑
マグカップ 蓋(1枚目上、3枚目)
(抜けの画がわるすぎる)
四つ葉のクローバーのパターンの絵柄。2色展開で、ゴールドは薄クリーム色、プラチナは水色とのコンビネーションがたまらなく可愛いしお上品ですね。クリーム色はプレートのほうが多く使われてるので、本当はプレートも欲しかったけど、ペアでしか売ってないし購入時は売り切れてたので……。パートナーが今すぐ欲しいとは思わないけど、ペア販売とか見ると独り身なことに不自由さを感じますわ。揃えて使えば倍可愛いのに。
400ml近く入るので、けっこう大容量。カフェオレやミルクティーをたっぷり淹れてゆっくりしたい。
マグカップ 蓋は同シリーズではないです。ノリタケの大抵のマグには丁度いい大きさになってるのでは?というか手持ちの他のコップとも相性が良さそうなので、紅茶を蒸らす、保温などに使おうと思ってます。
・ゴールドライン 23cm雲形プレート
シリーズ自体は古いのかしら?これとマグカップ蓋(平たくて各シリーズのデザインのやつ)しか無い。
雲形プレートを見つけたとき、これ絶対可愛い、お菓子を並べるのに欲しいと思って、どんなお菓子ともマッチしそうな、このシンプルなシリーズにしました。
横長で横が23cmなので、意外と小ぶりですが、わたしが普段作る量(5,6人前くらい)ならちょうど収まるかなというサイズ感。
買うことを決めてから気づいたんですが、手持ちのアンティークのコンポティエ(ケーキスタンド)もゴールド&ホワイトで、仲間感がすごい。
こちらは「リボンときどきネコ」というアンティークのオンラインショップで購入したもので、フランスの陶器メーカー、ポーセリン・ド・パリの1900年頃の製品だそうです。
永く使えるような、シンプルで上質なコンポティエを探していたら、たまたま見つかったのがアンティークだったんですよ。この子があまりに美品で、これをきっかけにアンティークのカトラリーやジュエリーを探し回るようになってしまった……沼……。何が沼って、アンティークは値段は出品者の裁量で決められるわけだし、ほとんど一点ものだから、(今逃すと一生出会えないかもしれない)という恐ろしい考えが頭をよぎるんですね。おーこわこわ。
さておき、コンポティエに置くとそれだけでぐっと素敵に見えるので、大切に扱いながらも非常に出番が多くなっております。
(最近の例 スコーン)
今後は、雲形プレートとの2つ使いでお菓子を並べられたらなと思います♡
やぁ……カトラリーって良いものですねぇ……。料理やお菓子の名脇役というべきか、いや、むしろその食器を見せたいがためにメニューを考えてしまいそうです。
……買うのはいいのですが、いよいよ食器類の収納が苦しくなってきました。6月には自炊1周年記念で、食器を揃いで買おうと思ってるので、それまでにあけておかなければです。。。
それでは、今日はこのへんで。
かしこ
ブログを再開したい話③
前記事の続きです。
○コスメ
レベル ⭐︎7
超詳しい。平気で一番お金使ってた。モノが揃ってきたのと、新しく料理と製菓という趣味が出来たからか、ここ半年くらいでだいぶ落ち着いたけど、美容オタクと言っても過言ではない。
新しいコスメ買ったら記事書きたい。自由にレビューしたい写真載せたい。
わりとデパコス好きです。というか何においても、より質の良いものを買いたいので。。。いわゆるプチプラでも良いものはずっと使ってますよ。韓流コスメとかもね。
着画とか載せるのは恥ずかしいから勘弁したい。
○フレグランス
レベル ⭐︎4.5
このブログでも既存記事があるように、一時期めちゃくちゃハマっていて、量り売りを大量に所有してるけど、当時あったはずの知識が今やかなり抜けてる……。それと、仕事で使う気分じゃない期が長かったから。まあでも別につけててもいいんじゃね?って考えになってきたから、眠らせておかず活用しようかな?と思ってる。
ボトルがすっこなのでボトルで買いたいものの、値段が値段だし、使い切れないで劣化してくの勿体なさすぎて買えない。誰かと分ければいいの、、、、????
○ファッション
レベル ⭐︎4
大学生の頃ほどは雑誌とかあまり読まなくなったので、最新の流行に詳しいわけではない。上質なもの大好きなのと持ち前のリサーチ力で、買うときはこだわったものを買ってるので、何かしら新しく買った時には書きたい気もする。どうしてそれを買ったのか記録できないようなものは買うな、という戒めでもある。。。
時計がとても好きで、ばんばん買うものではないけど、最近また時計欲高まってるわ。
○宝石
レベル ⭐︎3
これも昔はどハマりしていた……という感覚が強い。いや今もすごく好きだけど。やっぱり知識がかなり抜けている。
時節柄、ミネラルショーも行きづらいし。今は裸石にお金を使う気分ではないかなぁ。それならアクセサリーを買ってしまうと思う。それはそれで載せたいな。
あるいは、製菓で宝石をイメージしたものを作る可能性が無くはない。というのを踏まえてほしいのでここに書きました。
○映画
レベル ⭐︎2.5
ひとよりは好きなほうだと思う。というレベル。
劇場で観るのが好き。自宅で観たくてもスマホか、良くてPC画面で観るしかないし。
新作で、洋画で、恋愛かヒューマンドラマかスリラーかあたり。映像美が感じられるものが個人的な当たりなので、トレーラーや紙のティーザーで好きそうなやつを観る。
ただ時節柄と、わたしの住んでいる北海道には札幌くらいしか、観たい映画をやってくれる映画館が無いので、ここ1年くらいはあまり観られてない。
また監督はウディ・アレンしかわからないし、好きな俳優はエル・ファニング、ナタリー・ポートマン、ティモシー・シャラメなどという偏愛具合なので多くを語る何かは無い。自分なりの感想はちらっと書くかもしれない。
○LGBT
レベル ⭐︎4
もともとミヤガワフミというアカウントはLGBT関連の知り合いを増やそうと思って作ったんだが。まあ趣味と並列で書くと変な感じはするが、たまーーにこれについて言及したくなることがあるんだよ。
わたし個人としては、自分の性的指向について今さらあまり悩むことはないし、ゆるりと捉えてるんだけど、ふとしたキッカケで気づくこととか、今後どうしようかなと考えることとかはある。そういうことを書き留めたい。
それに自分の中では大した問題ではなくても、きっと世間……というか、身のまわりの人にとってはそうではないだろうから、あまりカムしようという気にもならず、必要も感じてないから。ただ、隠すこともなく話せる場所が欲しいだけ。
○園芸
レベル ⭐︎1.5
このレベルの低さ。これはね……これから始めるっていうことなんですよ。
これについてはTwitterの園芸アカウントを新設したので、読んでほしいの気持ち。
https://twitter.com/fumi_jardin/status/1378910273910702081?s=21
天候を見ながら6月中旬開始予定なので、始めたらたまにまとめをブログに書いていきたいなぁ!
以上ですかね。
ここまで書いたものの、記事を書くことに時間を割けないと結局書かないかもしれない。今はね、パンの発酵を待ちながら書きました。発酵待ちタイムで書く、とか決めとけばいいのかもね。
そういえば項目にパンって書き忘れたな。まあ、製菓と料理の中間のような微妙な位置付けである。わたしの中で。
他にも紅茶とコーヒーのこととか別途書きたいなとか、「暮らし」で載せたいこと、たまには大好きなヒゲダンのことを書かせてほしいなと。数え出すとキリがないんじゃあ……
そんなかんじでゆるりと復活した(させたい)ブログです。ここまで読んでくれた物好きな方は、きっと今後更新しても読んでくれるんじゃないかなと期待しています。
結局何を書いたところで、あまりにアクセス数が少なかったら続ける意義<手間になってしまうので、見てもらえるのは嬉しいことですわ。
よろしゅうお願いします。
ブログを再開したい話②
前記事の続きです。
〈何を書きたいのか〉
カテゴリーとレベル(熱中度合いとか、詳しさ)。
○競馬
レベル ☆8
身バレよりか、リアルの知り合いにこっちがバレるのが怖いのでフミ名義で大きな声で言うことはないけど。というかこの項目消すかもしれないけど。
競馬がいちばんすきです。中学生のときから。
ただそれを仕事にしようと決めた日から、忙しさのあまりかえって競馬を見なくなったので、14年くらいまでで記憶が止まってる感は否めない。
特に欧州の競馬が好きなオタクだった(レアキャラ)。あと牝馬(おんなのこ)。欧州競馬の牝馬クラシック戦線を2歳重賞からデータで追うレベルの変態だった(わかる人にはわかるニッチすぎる気持ち悪さ)。あとは栃栗毛(うまの色の話)。この毛色の国内競走馬を全部追ってたレベルの変態だった。
いまではもはや、プロ、だし、忙しいのは相変わらずなので時間をかけることはできない、あの頃のような楽しみ方をそっくりそのまま出来るとは思っていないけど、
生業としてるなりにもっと知識を増やしたい気持ちが強い。キャリアアップしようぜのキャンペーンでもある。
リアルタイムの競馬にキャッチアップするのは必須だと思うので、少しずつでも回復できたらと思う。
とか言いつつまずは国内の競馬法の勉強をしようとか思ってる。そもそもの仕組みを知らないと戦えないのだ。政治経済、これほんとに苦手だし、今の日本の情勢とか全く興味を持てないのだけど、仕事として考えるとそれってマズいことだよなぁとか思うので、知ったところで多くを語りたくもないし、語れる気もしないけど、そういうこととも絡めて学べたらなぁと。
今、すごく流行ってるなんたら娘さんは、まあ、、うん。個人的にNGとは言わないけどやっぱり別に好きじゃないかな。オトコ馬は男の子で作ってくれてたら、まだ。そこが最大の難点だ。スペ大好きだし?
ブログではまあ、ちょこちょこ勉強したこととか今週のレースがどうとか書くかもしれないけど、自分用感が強いので、特に読まなくてもいいです。(は?)
あとは身バレも気をつけないといけないので、どこで働いてるかなど書かないけど……まあざっくり言うと馬に乗る人です。それ絡みの、ファッションやコスメの記事とかは書くと思う。ので最低限説明しました。以上。
○お菓子作り
レベル ☆6
Twitterでアマチュアのすごい人を見過ぎていて感覚がマヒしてるけど、素人のわりにそこそこ詳しくなってきたほうだと思う。多趣味のわたしが新規(2020年の3月くらいから?)でここまで掘り下げてることがびっくりだ。
最近になって初めてTwitterで知り合ったお友達にもお菓子を送って食べてもらいまして、美味しいと言っていただけまして。そういうレベルには達しているんじゃないかと思ったりするわけです。
技術やセンスはさておき凝り性度合いが異常なところはあると思う。レシピの配合を自分で考えることが多い。そのまま使うってほぼ無いかも。パーツひとつとっても少なくとも2,3、ガチのやつは10以上のレシピを比較して、どんな作り方のポイントが、とか、考え方はこう、違いはこことここ、など研究してしまう。そんなふうにして作ったレシピなので自信はあります。じっさい、凝った配合のやつは結果として仕上がりもお気に入りになってるな。
ブログには……まあ、配合載せてもいいんだけど。需要は無さそうだからわざわざ書き起こすの面倒だなと今のところ思っている。載せるなら完成品の写真とかコンセプト、ポイントくらいかね。あるいは試作の記録とか。自分で後から追うのが楽だから。
あとは家庭でのアイスの作り方を研究したさがすごい人なので、もしかしたら今年の夏進めるかもしれないし、進めないかもしれない。その時々で凝りたいお菓子が違うのよ……
○料理
レベル ⭐︎4
自炊を始めてそろそろ1年。最初のほうがまだ、探り探りだったのでまじめに献立考えていたけど、最近テキトーすぎるし、気を抜くとすぐ私生活が荒れる人なので、それを正す意味も兼ねてもう少しちゃんとしようかなーと思ってるところです。
作るメニューは、難しいものには挑みたがらない、作り置きができて、健康的なものならそれでいいです。あと旬のもの楽しみたい。
少し手間かけるのも好きだけど、休みの前の日でやる気があったら……だね。
もともとイタリアンは好きだけど、だんだんイタリアンづいてきて突然イタリアンで統一したりすることはある。パスタはやたらこだわりを持って作っている。
そういうもろもろで、作ったものを記録したいときに書こうと思います。てか、記録できるような献立を作ろうな。というところ。
合わせたお酒についてとかも書きたい(ニッコリ)。お酒はお酒で別項目作るかも迷うところだけど。
明日納車(タイムリーかよ)で、今後は食材の調達が非常に自由になるので、そういう意味でもいいターニングポイントかと思う。
まだまだ長くなりそうだ。続く。